イマヌエルオーケストラ来日公演ツアー2023
Immanuel Orchestra Japan Performance Tour
タイのクロントイ・スラムで育った
イマヌエルオーケストラメンバーによる初のジャパンツアー
貧困や差別等の過酷な環境の中で育ったスラムの子供たちによる来日公演として、
北海道、東京、熊本の3都市でのコンサートが実現。
現地の人々との交流イベントを通じ、貧富の差を超え、自信に満ち溢れた彼らの姿、そして希望の光を届ける活動を行うことができました。
企画概要
企画名
イマヌエルオーケストラ来日公演ツアー2023
テーマ
SHINE FOR YOU
~スラムの奇跡~
企画・運営
NPO法人シャイン・フォー・ユー
Heart for You 財団
2017年、バンコクのスラム街(クロントイ・スラム)にあるイマヌエルオーケストラ(Music for Life 財団)の指導者Varin Artvilai(通称トン)さんと、弊法人代表 加古川成子との出会いにより、2018年よりスラム街にあるイマヌエル・ルーテル教会で開催されるタイの子供たちの音楽活動への支援、地域支援が始まり、楽器の寄附や日本人音楽家との交流活動、コロナ禍での緊急食料支援などを行ってまいりました。
今回は、日本各地の協力者とともに16名のオーケストラメンバーの約2週間にわたる日本遠征で日本での演奏活動や、現地の子供たちとの交流イベントを行いました。
イマヌエルオーケストラについて
~バンコク最大のスラムから生まれたオーケストラグループ~
メンバーは、イマニエルミュージックスクールの生徒と卒業生。
2000年、一人のノルウェー人女性宣教師による、通りで遊んでいた子供たちへのバイオリン指導から始まりました。現在は小学生から高校生までの子供たち約80名のメンバーが通うスクールに成長しています。
スラム地域では、深刻な貧困と差別、そして麻薬や犯罪の問題が身近にあります。
そこで育つ子供たちと音楽との出会いが地道な活動の広がりを見せ、子どもたちの人生を変えてきました。ミュージックスクールの卒業生で同スラム出身のトンさん(Varin Artvilaiさん)は、国立マヒドン大学バイオリン科を卒業して、現在指導と指揮を担っています。
このスクールに通う生徒たちは、プロの音楽家になるための勉強をする機会を得るだけでなく、学校での学業に励むことで学力向上にもつながり、子どもたちに幸せとその家族の未来への希望を与えています。
スラム出身であることを隠さなければ就職することも難しい差別が残るタイ。
スラム出身の子供たちに希望と生きがいを与え、人々のスラムに対するイメージを変えようというトンさんの想いが奇跡を起こし、彼らの演奏活動が認められ、支援の輪が広がり、2019年には、Music for Life 財団としてタイ政府から認可がおりました。
ご後援
【在東京タイ王国大使館よりご後援をいただきました】
7月3日、代表の加古川成子ほか、シャイン・フォー・ユー発起メンバーが在東京タイ大使館を表敬訪問し、
シントン ラーピセートパン駐日タイ王国特命全権大使、パッタモン・パンチャウィーニン 参事官らとの面談の機会をいただきました。
活動の経緯や、10月開催予定のイマヌエルオーケストラ来日公演への想い、そして現在認証申請中のNPOの目的についてお伝えし、大使からは「大使としても大使館としてもぜひ応援したいと思っている」
「タイ政府の人間として、このように日本の人たちが、スラムに対する支援活動をしてくれていることにとても感謝している」とのお言葉をいただきました。
私たちの活動へのご賛同をいただくと共に、在日タイ大使館よりイマヌエルオーケストラ来日公演への後援をいただきましたことをご報告申し上げます。
協賛企業
Our Sponsors
(お申込み順)